保養について

震災から4年が過ぎ活動の多様性が求められるようになっています。

震災を経て現在でも手探りの中で活動を続けています。
福島県内での検査において甲状腺がんの子供がみつかるなど(原発事故との因果関係はないとの事)不安になる要素は無くなりません。
当初の目的であるセカンドオピニオンについては皆様の温かいご協力により一定の成果を上げる事ができましたが、求められている事が現在では一次検査や保養などの方向へと変化しています。
福島県内での甲状腺検査は現在も続けられていますが、検査方法や詳細をその場で聞く事ができないなど目的とは別に不安を膨らます原因にもなっています。
私たちがお手伝いした甲状腺検査においてですが、福島県内で受けた検査において異常なし(なにも見つからない)と結果がでたお子さんが北海道で検査を受けたところ、5mmの膿胞と三個の結節がみつかっています。

私たちが多く受ける依頼には、
検査を受け→医師の説明を受け→検査結果をもらう
という当たり前の医療行為を望む声が多く、それにより各個人が自己判断の基準を持てる事が大切になっていると感じています。

昨年から「保養&検査ツアー」を開催していますが、それを通じて感じた事に震災から4年が経ち、避難や移住を考える方が少なくなってきている事があります。
それには様々な事情があると思いますが、昨年の12月28日に県外借上げ住宅新規受付がすべて終了し、今後新たに移住や避難を行う事が容易にはできなくなっている事の影響もあると思われます。

そのような状況の中で行った第一回目ツアーでは12月28日以前と言う事もあり、参加者の方々と避難や移住についての意見を交換ができましたが、お話しをしている中で移住や避難に関する情報を知らない方が多く居る事を知りました。
2回目以降では避難や移住の話しは少なくなりましたが、悩みについては全てのツアー参加者に共通しており、何が起こるか分からない不安を抱えている、悩んでいても声に出すことが難しい状況にある事などを伺いました。
回を重ねるごとに多くの方の現在の状況や放射能に対する考えなどを知る機会に恵まれ、私たちにできる事を考える多くの切掛けになりました。

震災から4年が経過し今後の活動として、検査においては引き続き病院の紹介など行いながら、新たに保養に重点をおいた活動を主に進めていきます。

  • 検査についてはご協力を頂いている医師のもと、甲状腺と血液の状態を検査し詳細な内容(画像・所見・血液検査)をお渡しできる活動を続けて行きます。
  • 保養の日程などはホームページなどを通じて告知を行って行きます。